光の国専用
(鍵付き記事のパス:「地球平和連合」の略称)
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こないだ姉さんと遊んだ時に話した気がする、
マジでしょうもない、年の差CP(と愉快犯様)
基本的にバレンタインデーなどに興味は無く、甘い物もあまり好きでない、
無愛想なオッサンとて、「犯罪並に年下」といわれている可愛い恋人に、
満面の笑みを浮かべて包みを差し出され、しかもその中身がハート形の
茶色い物体だったら、当然嬉しい。
しかしながら、表面上は「仕方ないからもらってやる」といった態でそれを
受け取り、一口齧った途端。ヒカリは吐き気を催しそうになった。
「……メビウス、コレは何だ」
「え? カレールーだよ」
「そうか。誰のい――提案だ」
ニコニコ笑って答えたメビウスは、「超」のつくカレー好きではあるが、ご丁寧に
ルーをハートに削ってラッピングするというのは、流石に本人の発想では無い
ような気がしたヒカリが、「入れ知恵」と言いかけたのを堪え「提案」と言い直して
問い返すと、メビウスはより一層ニコッと笑い「ガイアさんだよ」と答えた。
「ヒカリ、あんまり甘いもの好きじゃないから、チョコもらっても迷惑そうにしてる
事が多い。ってゾフィー兄さんに聞いたから、相談してみたら『だったら、カレー
ルーをハート型にして、カレー作れば』って教えてもらったんだ」
目を輝かせて経緯を話すメビウスに、
(ひとまず、ゾフィーの野郎は後でしばく)
と思いはしたが、ガイアには何となく文句が言い難いため、ヒカリはやりきれない
気分になったのだった。
オマケ
「……ガイア。いい加減アノ人達をおもちゃにするのは止めなさい」
「はーい。ティガママ」
「って、誰がお前の母親だ!」
「えー。だって、今の言い方、完全に『子供をたしなめるお母さん』だったもん」
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